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知らない日常をイメージする

s2621677
2 時間前
読了時間: 4分


こんにちは。芸術専門学類2年の進藤優愛です


今回はつくば市栄中心のあらゆる住宅街を歩く中で見つけたランドスケープを記録します♬そこに住んでる人々の生活の一片が切り取られた風景、穏やかな日常を想像できる素敵なまちでした。色々なところを散策したため、場所が飛び飛びになりますがご了承ください。


     


       私が古来を歩いた時、一番に目に入ったのは稲が育つ雄大な田んぼと、その手前に広がる草地です。田んぼには緑色の稲と黄金色に変化した稲穂が並んでいました。今年はまだ暖かくて秋の訪れを十分に感じられていないですが、私がロゲイニングをした日はかなり肌寒くて、色の変わった稲穂が風で揺らぐとともに季節が進んでいることを感じました。農地は作物を育てるという実用的な役割を持っていますが、その一方で季節ごとに異なる色や表情を見せてくれます。それと同時に稲の成長や収穫、草刈りなどの人の営みによってもこの風景は絶えず変化していきます。農地をランドスケープとして見ると、自然と人間が別々に存在するのではなく、互いに関わりながら一つの環境を形作っていることを実感しました。


     


     また、私が気になったのはくぼみをまたぐように置かれた一枚の木の板です。水路を越えて農地の中を移動するためのものでしょうか。とても不安定なようにも見えますが、このどっしりと構えた木の板に農家の方々の動線を支えているような重みを感じました。



目指していたわけでもないですが、ぶらぶらと歩いていると水面に周囲の木々が映り込む池を見つけました。日が暮れる直前で淡い色に染まってる空も相まってとても綺麗で、その美しさに圧倒されながら地図で確認すると、金田池でした。池の水面はとても穏やかで、空や樹木が反射しており、目の前の景色がずっと続いているような不思議な感覚でした。水が存在している時、それは周囲の風景を映し出す景観の一部にもなっていることに気付きました。水も植物も空もが重なって一つの風景となっているのを見て、ランドスケープは個々の要素ではなく、それらの関係によって成り立つものだと感じました



もっと広い場所から池を眺めたいと思い、金田池の横の草むらを通り抜けると、ぽつんと、青いソファが一つ置かれているのを見つけました。周囲には草が生い茂る中で、壁際に寄せられたように座るための家具が置かれており、一般的に休憩所として想像する場所とはかなり異なる風景でした。誰がここに置いたのでしょうか!誰かが目の前に広がる綺麗な池を静かに眺めるために、もう使わなくなったソファを草むらに隠していたのでしょうか。横にはサイドテーブルのようなものもありました。しかしそのどちらもに草がつたい、使うのには勇気の必要な程古びたもので、もしかしたら昔、誰かがここを秘密基地にしていたのかもしれない、と、考えるとわくわくします♬



栄ロゲイニングのマップをスタートからずらっと眺めた時、興味をそそる場所がいきなり出てきます。4番、「とりの遊び場」!どうやら鶏とヤギがソーラーパネルの下で放し飼いをされているみたいです。これを生で見るために大まで歩きました、やっと会えた。私が騒いでいる声も聞こえてないみたいに自由気ままで、のんびりと過ごしていました。とてもクールなヤギでしたがこっちを向いている写真が撮れたので載せます、なんともいえない表情。

人工的な構造物であるソーラーパネルの下には草が生え、ヤギが暮らしていました。エネルギーを生産する機能と生き物が過ごす環境が重なり合っており、その不一致感に面白みを感じると同時に、ランドスケープには、自然の保全だけでなく、人間の生活を支える技術と環境をどう共存させるかという視点も必要なのだと思いました。




栄の中心から少し歩いた先にある松栄の住宅地を歩いていると、突然道が開け、広い車道の真ん中にポツンと丸いロータリーが現れました。枚数の関係で載せられないのですが、大きな花壇を中心としたロータリーでした。花壇の真ん中には「花を大切に育てよう」の文字が!素敵なまちです。

私が注目したのはそのロータリーの横の公園のベンチ。小さめなサイズの公園にしてはかなり大きな休憩場所で、木造の屋根の下にテーブルと椅子が置かれていました。細長いコカコーラの椅子がかなりレトロで味があります✴︎柱の上に時計がついているのが見えますか。あまり屋外で見ることが少ないタイプの時計です笑

隣にはつくばでお馴染み、つくバスとつくタクの看板があり、バス停として機能していることも分かります。公園でもあり、バス停でもあり、休憩所でもあるこの場所で色々な人が会話している光景が浮かびます。きっと誰かの憩いの場であって、毎日ルーティーンに出てくるかもしれない。松栄に住む人の日常が思い浮かびとても素敵な気分になりました!

© 2024 by Fujita Lab.,  University of Tsukuba

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