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食と酒の祭レポート【吉沼】

 こんにちは!筑波大学3年の勝山祐衣です。

今回は、吉沼で2月9日に開催された、吉沼でのイベント当日の様子をレポートしたいと思います。

 吉沼のロゲイニングで特徴的なのは、「食と酒の祭」と銘打つだけあって、美味しい食べものとお酒が大充実のプログラムであること!

 イベント開始時間からすぐに、メイン会場で使える食券がほぼ売り切れてしまうほど、会場はお昼前から大盛り上がり。手打ちそば、かき揚げ、おでん、とん汁などなど…

冬の冷たい空気の中で食べたら尚のこと絶品間違いなしのメニューがずらりと並びます。


 これに加えて、ロゲイニングしながらお店で引き換えられる食のチケットもありました。こちらは和菓子や生どら焼きなど、ちょっと休憩したい時に嬉しいラインナップとなっていました。


 しかも、お酒は全10種以上がロゲイニング参加者に振舞われるという太腹っぷり。

お酒好きにはたまらないイベントとなっていました。(かくいう筆者も例外ではありませんでした)


 そしていよいよ、御輿の練り歩きと同時にロゲイニングがスタートです!


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 ロゲイニング中の筆者は、ロゲイニングのチェックポイントにもなっていた、十一屋書店の横の空きスペースでつくばワインとブルーベリージュースのふるまいを担当しました。

現場にて、数人で協力しながら設営完了。ワイルドな一枚木の板とワインの相性がいい感じです。

ワインとブルーベリージュースを一足先に試飲してみると、どれも本当に美味しい…!やってきた人にたくさんオススメしよう!と意気込んだはいいものの。




全く人が来ず1時間ほど(に感じられるほど長かっただけかも)が経過。


現場はゴールである小学校のすぐそばだったので、今は他のところに歩いて行ってるんだね〜と、しばしの間ゆっくり待っていました。

携帯からBGMを流してみたり、たまたま持っていたオススメ本を置いてみたりしていると、参加者の方がやってきました!


事前に勉強しておいたつくばワインやジュースの話題で盛り上がったことに加え、かけていた音楽や置いてみた本を通じての会話も弾みました。ロゲイニングの様子をうかがって見ると地元のみなさんが楽しそうにお話ししてくれたのが印象的でした。

青空の下で飲む美味しいお酒とジュースを通して、終始楽しい時間となりました。


「レトロ看板、あそこにあるよ!」

ふるまい酒をしているときに耳に留まった、通りがかりの参加者の言葉です。

ロゲイニング当日までに書いた記事の中で、筆者がピックアップしたものの一つがレトロ看板でした。後から参加者の方にロゲイニングで使った地図を見せてもらったところ、チェックポイントとして自分の取材が活かされていることを知り、イベントを作る一員になれたことを実感して嬉しくなりました。


また、撤収作業をしていると、場所を貸してくださっていた十一屋書店のご夫婦が様子を見にきてくれました。どんな様子だったか話していると、寒かったでしょ、と缶コーヒーとおやつを差し入れてくださいました。よその大学生にもさりげなく気を遣ってくださる、その度量の大きさに感動しました。


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 メイン会場である小学校に戻ると、ロゲイニングの結果発表までの間に地元のお母さんたちがとん汁やおでんを振舞ってくださいました。冷えた身体に、あたたかい心遣いと美味しいダシの効いた味がしみ渡ります…!(写真を撮ることも忘れて一瞬でたいらげる)


 他にも、小学校近くのお肉屋さんで唐揚げをいただきました。こちらも本当に美味しくて感動。店内にはいくつかのイスがあり、アツアツを座って食べられるような心遣いが粋です。ゆっくり唐揚げを味わっていると、近所に住んでいるであろう親子が夕飯のハンバーグの材料を買いにやって来ました。和やかな時間が流れる中、こんな場所が自分の小さい頃にあったらいいだろうなと思いました。



さいごに

 1日を通して、吉沼の人のあったかさも、食べ物やお酒の美味しさも味わうことができました。ロゲイニングを終えてみて、地域に住む人も、その地域にあまりなじみのない人も、みんなが地域の良さを丸ごと体感することができる素敵なイベントだと感じています。

 こんどの3月1日には、栄地域でロゲイニングがあるようです。ここでもきっと、地域の良さを丸ごと体感できるはず!ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか?


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