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歩いて見つけた”ランドスケープ” 小田にて

こんにちは。理工学群2年の鈴木拓希です。

今回は、私はつくば市の周辺市街地の一つである小田地区に行ってきました。

 小田地区は大学からみて北東の方にあり、自転車で20分くらいの距離にあります。向かう途中には、両側が田んぼで囲まれた道や川があり、自然を感じることができます。

 左の写真は小田に向かう途中の道の写真です。この坂を下ると田んぼ道が続いています。私が小田地区に行った日はくもりだったので、暑さはなく、風が心地よかったです。奥に見える山が宝篋山で、小田地区からも登山道が続いています。今回は登ることができなかったのですが、今度行ってみたいです。


今回、私は小田地区の中でも小田城跡を中心に訪問してきました。


 小田城跡は、鎌倉時代から戦国時代に、常陸国の南部に勢力を持った小田氏の居城の後です。筑波山地から続く宝篋山の南西裾で、南に開けた桜川左岸の低位段丘上に立地しています。昭和10年に国の史跡指定を受け、小田氏や小田城について学べる案内所も設けられています。

 小田城跡では、1997年から2008年まで発掘調査が行われ、それをもとに参上面の全体像が分かる戦国時代後半の様子が復元されました。つくば市では、2009年から7年間かけて、城跡中央の本丸跡とその周辺を体感できる、歴史広場として復元・整備しているそうです。


 自分が思っているよりも城の規模が大きいというのが最初に受けた印象でした。城跡ということで、建物が残っているのではなく、この場所には何があったなどというように説明書きがありました。この日は城跡にある木々の手入れが行われていて、城跡が管理されている様子も見ることができました。


 城の周りは堀で囲まれていたことが外周を眺めてみるとよく分かりました。思っていたよりも外の斜面が急で防御性の強さを感じると同時に、誤って落ちたら大変だと思いました。


 建物として唯一残っていたのが、上の写真の掘立柱建物跡です。現在は休憩所として使うこともできます。自転車に乗りつかれていたため、一緒に行ってくれた友人とここで休みながら昼食をどこで食べようかと考えました。(結局、近くのラーメン屋(逆流)に行きました)

 今回は小田地区の様子を小田城跡を中心に紹介しました。小田地区は自然が豊かで、空気がきれいでした。そのほかにも歴史を感じられる街並みがあり、同じつくば市でも自分が知っているものとは違った印象を受けました。

 皆さんも歴史を感じにぜひ小田地区へ行ってみてください。


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