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小田を象徴するランドスケープ

こんにちは。理工学群4年の田川多恵です。


皆さんはランドスケープという言葉を知っていますか?

ランドスケープとは景色や風景、またはそれらを構成する要素のことを指します。

まちにはたくさんのランドスケープがあふれていて、どんな土地にも特徴的なランドスケープが存在しています。


私が小田地域を歩いている中で象徴的だなと感じたランドスケープは、一面に広がる田んぼです。

稲刈り前の時期ということもあり、黄金色に染まった田んぼは非常に美しかったです。


今回は私が撮影した田んぼの写真をいくつかご紹介したいと思います。


 

宝筐山と田んぼ

まずこちらの写真は、小田地域のシンボルでもある宝筐山をバックに撮影したものです。

小田地域に入ってすぐに撮影したもので、一番最初に目にした景色がこの田んぼだったため、私の中では小田地域を象徴するものとして非常に記憶に残っています。

連日の雨で稲が傾いてしまっており、当日も天候が優れなかったのですが、鮮やかな稲と深い緑の宝筐山とのコントラストが美しいです。


 

両側に広がる田んぼ


上の2枚の写真は道の両サイドをそれぞれ写したものです。

黄金色の田んぼに挟まれた道は、自転車で通っていてとても気持ちが良かったです。


 

サギと田んぼ

続いての写真は田んぼにいたサギを写したものです。

画質が粗いのですが、画像中央のやや左に白いサギが写っています。

黄色や緑色の稲の中にたたずむサギは、白さがより強調され、とても美しかったです。


私にとっては目新しい光景だったのですが、サギは日本の田んぼでは頻繁に見られる鳥だそうです。

そして、非常に美しいサギですが農家の方にとっては厄介な鳥だそうで、魚やカエルなどをとるために水田に入り、田植え後の若い苗を踏み荒らされる被害が深刻化しています。


 

日光に照らされる稲

小田へ取材に行った当日は小雨が降ったり止んだりの天気だったのですが、この写真は少し晴れ間が見えた時に撮ったものです。

陽の光に照らされると、より一層稲が鮮やかになり、非常に美しかったです。


 

おそらく、もうすぐ刈り取られてしまい、またこの景色を見ることができるのは1年後ということになります。

短い期間しか現れない景色だからこそ、より美しく感じられるのでしょう。

日本ならではのランドスケープであり、非常に美しい田んぼの景色はとてもお気に入りのものとなりました。


普段は周りの景色をじっくり見ることは少ないですが、意識して見てみるとたくさんの美しいランドスケープを見つけることができました。

皆さんも身の回りのお気に入りのランドスケープを見つけてみて下さい!




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