こんにちは。筑波大学情報科学類の今村翔太です。
タイトルにあるように谷田部の歴史を物語る神社ついての記事ということですが、まずは、その前に谷田部の歴史について簡単に触れたいと思います。
現在の谷田部地区は、江戸時代には、熊本の細川氏の分家が治める谷田部藩の城下町として栄えていました。谷田部藩は、江戸時代の初期に、細川興元が関ヶ原の戦いや大阪の役での功績を評価されて現在の谷田部地区の統治を任されたことに始まっています。
その谷田部藩の藩庁が長年置かれてきていた谷田部城址・谷田部陣屋跡などは谷田部地区の歴史を物語るものとして代表的なものといえるでしょう。さらにここでは、ちょっとした神社なのかと思いきや、実は谷田部地区の歴史を物語っちゃてる神社を紹介してみたいと思います。
それが、その名も「細川稲荷神社」!!
そこまで大きな神社ではないのですが、谷田部地区を歩いていて神社があるじゃん!と立ち寄って見るとそこには「細川稲荷神社」とありました。
上でも述べたように、ここ、つくば市谷田部地区は江戸時代には、谷田部藩であり、その藩主は熊本の細川家の分家が代々治めていました。この細川稲荷神社はその谷田部藩主や藩の人々から長年にわたって信仰されてきた神社だそうです。
残念ながら、明治期の廃藩置県の流れで、江戸時代当時の細川稲荷神社の建物自体は壊せれてしまい、現在存在する建物は2007年に再建されたものだそうです。
場所的には、かつての谷田部陣屋のあった谷田部小学校のすぐ近くに位置し、谷田部藩の人たちにとって重要な場所であっただろうと伺われます。谷田部地区の中心地に近いので、谷田部地区の町歩きをする際には、ぜひ立ち寄ってみて下さい
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