はじめまして、筑波大学理工学群社会工学類の熊谷兼人です。つくば市谷田部で、1度は走ってみたい坂道を紹介していきます。
なぜそこなのか。それは、つくば市は川と台地で形成されているため、町のはずれには多くの坂道ができます。なので、川が2本通る谷田部は坂道ファンとしては願ってもない好条件です。
まずは、この坂。道両サイドが木々に覆われていてどことなくミステリアスな雰囲気を醸し出していました。
走り始めると木々が流れていくコントラストがとても心地いいですが、一定の勾配と荒れた道路が足を刺激し、足がどんどんきつくなってきます。はち切れそうな肺と足に鞭をうちゴール。よくぞ頑張ったと祝福してくれるように視界が一気に開け暗い林から明るく開けた畑に出ます。達成感と安心感が得られる面白い坂でした。
次に走った坂は天王寺薬師堂の境内から住宅地へとつづく坂です。
坂のふもとにはイチョウと楓の木が植わっており、まるでこれからのダッシュにエールを送ってくれているように感じる。勾配はかなりきつく30-45°くらいあるじゃないかというレベル。正直不安だが一気に駆け上がります。幸いにも距離はそんなに長くありません。力を出し切ってへばる前にぎりぎりゴール。ちょうど横に草むらがあるのでそこに倒れこみました。とにかく短期決戦を楽しむにはもってこいの坂でした。
すぐ近くにもう1つ坂がありました。
昭和の雰囲気が感じられる道で、緩いカーブがあるのが特徴です。カーブによって視界が遮られ、曲がった先がどうなっているかが気になって走りにもエネルギーが出ます。それでか、距離は中距離くらいですが、そこまで長さを感じませんでした。車の交通量が多いうえにゴールが交差点となっているため、少し注意が必要かもしれません。
次は谷田部に向かう途中の車の中で走ると決めていた坂です。354号線の坂で、市民ホール谷田部の東にあります。車の通りが多いが歩道がしっかりとしています。
坂の勾配が徐々にきつくなるのが特徴で、最後数メートルは一気に勾配が急になります。距離も長く200mくらいあります。正直走り切れる気がしないがチャレンジあるのみ。今回はペース配分に気をつけました。最初は川の風景を楽しみながら徐々に加速、勾配を感じてくるあたりから加速します。何とか走り切れそうなときに最後の急こう配が思ったよりもきつく、足が前に出ず完走はできませんでした。
最後の坂は谷田部のはずれにあり、遠目から見かけてなぜか魅力を感じずにはいられませんでした。
近くに来ると、道幅が割と狭いが開けており、他の坂と比べてかわいい印象でした。奥には直角に近いカーブがありその直後にゴールがあります。距離的にも坂の雰囲気も私の好きな坂でした。
ほかにも坂はたくさんあります。自分の粋な坂を探すのも面白いと思います。
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