こんにちは、芸術専門学群2年の杉山葵子です。今回は、小田城歴史ひろば案内所で配られていたペーパークラフトをご紹介したいと思います!
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小田を散策している途中で立ち寄った小田城歴史ひろば案内所。館内では小田城の歴史からつくば市の考古学的資料まで、幅広い内容のわかりやすい展示が行われています。かの有名な「神皇正統記」の執筆が小田城で行われていたことも、恥ずかしながらここで知りテンションが上がってしまいました!案内所ほど近くにはそれを示す石碑も建てられています。
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そんな中、案内所の片隅で見つけたのがこのペーパークラフト。難易度☆☆の「五輪塔」と、難易度☆☆☆の「宝篋印塔」の2種類があり、どちらもなんと無料で配布されていました。
そもそも、五輪塔と宝篋印塔って何?と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?まず「五輪塔(ごりんとう)」は、塔を形づくるパーツの一つ一つに「地・水・火・風・空」の意味がそれぞれあり、これら五つの宇宙を作る要素を表現しています。このペーパークラフトでは、小田に現存している戦国時代に作られた五輪塔がモデルになっています。「宝篋印塔(ほうきょういんとう)」は、宝篋印陀羅尼という密教由来の経典を納める塔で、供養塔や墓碑塔という役割もありました。小田の宝篋山頂には県指定文化財の石造宝篋印塔があり、このペーパークラフトのモデルになっています。
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それでは、さっそくペーパークラフトを作ってみましょう!!
まずは難易度低めの「五輪塔」からです。4つのパーツを全て切り取ります。
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写真左上のパーツ、組み立てると一番上に当たる「空輪」の部分はのりしろが設定されておらず、自分でのりしろを作るか中に丸めたセロテープを入れてくっつけるとスムーズだと職員さんに伺っていたので、今回私はこのようなのりしろを作ってみました。組み立ててみて思いましたが、みなさんがのりしろを作るときはもう少し上に作ることをおすすめします…!この位置、絶妙に貼りづらくて苦労しました…。
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完成するとこんな感じです。こちらは30分程度で作ることができました。
続いて「宝篋印塔」を作っていきます。難易度の☆が先程の五輪塔よりも一つ多かったので、果たしてどれだけ難易度が上がるのか…と思っていましたが、まずパーツが多い!!7つに増えたパーツを全て切り取ります。
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写真左下のパーツ「相輪」も、先程の「空輪」と同様にのりしろがないので自分で作っていきます。さっきもっとのりしろを上の方に作るべきだったと後悔したのに、また貼りづらい位置に作ってしまいました…。他にも、丸を切り抜いたり点線に切り込みを入れたりする作業があるので、切り取り作業が少し大変かもしれません。
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完成するとこのような形になります!パーツの多さのせいか思ったより時間がかかってしまい、2時間ほどで作ることができました。
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今回ご紹介したペーパークラフトは、小田城歴史ひろば案内所で無料配布されています。両方とも予想以上にやりがいがあり、夢中になって作ってしまいました!みなさんもぜひ小田の歴史を学びつつ、おうち時間のお供に作ってみてくださいね。