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執筆者の写真板橋昂汰

常福寺

こんにちは。筑波大学理工学群の板橋昂汰です。

今回は常福寺に行ってまいりました。

県道128号土浦大曽根線にあるガソリンスタンドENEOSを東に曲がり住宅街を進むと右手に見えます。ENEOSの前にはこのような看板もあって、迷うことなく辿り着けました。お寺の周辺の街並みは瓦屋根の家が立ち並んでいたり道もかなり細く歴史を感じる街並みです。お寺に歩いて行くところからお寺特有の素朴な雰囲気が感じられます。



常福寺は宗祖である親鸞の弟子である八田入信房が創建したお寺です。入信房が親鸞の弟子になった後、建保4年(1216年)3月22日に常陸国那珂郡八田に常福寺を創建します。つまり現在の常福寺とは別の場所に最初は建てられました。そして天保10年(1541年)に法難(仏教徒に対する迫害や攻撃)によって現在の大曽根に移ります。これまでに2度の火災に遭い、明治25年の火災では本堂を失ったが、その4年後に仮本堂として再建し、平成元年に改築して現在に至っています。元々の創建からだと約800年の長い歴史があるお寺です。また境内には親鸞の像や、平成元年に改築した記念の石碑が見られます。






参道の左側にはさまざまな樹々が見られ、秋らしく赤くなっているものもあったりして、全体的に美しい雰囲気があります。

右側にはこのような鐘がありました。とても立派な印象です。



住宅街の中にひっそりと佇む常福寺でしたが、見どころもあり、素朴で美しさを感じるお寺でした。みなさんも常福寺にお参りしにいってみてはいかがでしょうか。


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