13本の木、小貝川行く道

こんにちは、筑波大学芸術専門学群キルインスと申します。お楽しく読んでください。

・丸い木





 吉沼の西側に流れる小貝川は川沿いにある土手で河川の姿をすぐに見ることはできない。その理由で、実際に川を見るためには広い畑を抜け、あの丘に上がらないといけない。吉沼から小貝川に向かう道は誰かには遠く感じられるかもしれない。しかし川に行く道が退屈ではないか、と心配する必要はないと言いたい。空と大地が広がるこの地平線を見ると、突然可愛らしい、13本の丸い木の並んでいる姿が見える。筆者はGoole地図よりこの並木を発見し、直接小貝川に向かう道を歩いてみることにした。


 川に向かう道は歩き方次第だが、筆者は北の住宅街の路地から向かった。八幡神社を過ぎ、西の方に路地を歩くと、住宅街を出て平野に入る街角から遠くの丸い木の並ぶ姿が一目で分かる。





・秋の平野(畑の時間)


 住宅街の街角を通ったら、そのまままっすぐ木に向かうことより、並木道に平行に配された道を歩きながらゆっくり眺めよう。しかし向かう際に少し注意点がある。小貝川沿いに入れる道、すなわち丘の上に行く道は並木を基準にして、少し離れた北と南の二つ所しかない。丘に直接上がるのは農地に入らなくてはならないため行かないようにしよう。

 この日の天気は全く晴れなかったが、白く沈んでいる空に秋色の畑が静かに輝いていた。 畑しかない広い平野、ここを歩きながら見る風景にはまだまだ見つからなかった多くの四季の味わいが残っている。



黄色の畑を見ながら歩くと、道端にも黄色の花が咲いているのが結構面白い 。

秋に来たらこの花がちらほら見える。









・13本の木の成長(木の時間)


 近づくと、丸く見えていた木が自分なりの姿でついに現れる。ここで筆者はgoogle地図と少し違うところを発見したが、 google地図の例の写真は2013年に撮影したもので、当時より6年も経ち、木がもっと大きくなっていたのだ。




2013年はまん丸な木の姿が見える。こんなに丸い木が6年たった今それぞれの形になっていく面白さを見ると、10年、20年が経つとまたどんな形になっているか、これ以上丸くて可愛い形は見えなくなってしまうのか気になる。



<google地図の写真を除き、記事の写真とイラストは全て筆者が撮影・描いたものです>