街を歩くということ @R8ロゲイニング in 栄

こんにちは。筑波大学理工学群社会工学類2年の小松諒治です。


この記事では、4月24,25日に行われたR8ロゲイニング in 栄を通して訪れたつくば市の栄地区を題材に、私なりの「街歩き」について紹介したうえで、この地域の魅力を紹介していきたいと思います。



栄地区とは…?


本記事で扱う栄地区とは、つくば市が合併する前の旧桜村を構成していた三村(栄村、九重村、栗原村)のうちの一つで、筑波大学周辺からは平塚線(県道24号線)を東に進み県道128号線を南進、途中で県道201号線の旧道に分岐して進むと自転車で30分もかからずに到着します。旧桜村の役場がおかれていたこともあり、周辺は昔からの住宅や商店が立ち並び、大学周辺やつくばセンターの付近とは全く異なる街が広がっています。私は今回初めてこの地区に足を踏み入れましたが、非常に昭和レトロな感じが好きで気に入ったので、もう少し涼しくなったら再訪しようかなと思っています。



R8ロゲイニングに参加…!


初めて足を踏み入れた地区で初めてのロゲイニング、私は実務経験豊富な社会人2人と一緒にまわることになりました。大学では都市計画を主に学修している私ですが、私より圧倒的な知識量を誇るお二人にロゲイニング中は常に圧倒されてしまいました。



つくばR8ロゲイニングではたくさん設置されたチェックポイントをめぐりながらポイントを稼ぎ競いながら、歩くことで地域を楽しみます。そのため、普段だったら車や自転車などで見逃しがちなこんなレトロな看板も見つけることもできます。

これがつくば市じゃなくて桜村時代の看板だったらもっと面白かったのに…とか思っていたのはここだけの秘密です。



私にとっての「街歩き」



「街歩き」と聞いて皆さんはどのような印象を持つでしょうか。

一般には確固たる目的を持たずに街を歩き、散策することととらえられることが多いと思いますが、私にとって「街歩き」とは何か、少し書かせていただきたいと思います。


まず挙げられるのは上の看板のような、歩きでなければ見逃してしまうものを発見できることです。車であればほとんど視界には入らないでしょうし、自転車であれば発見こそできても気づいて止まろうとする前には通り過ぎてしまうことがほとんどだと思います。それに対して歩いている場合はゆっくり動いていることから様々なものが視界に入り、よりたくさんのものを発見できます。何の変哲もないものだったとしても、そこからその土地の歴史、文化、暮らしが見えてくるものです。



次に、道のつくりや配置からその地域の歴史的変遷やより広域な地域におけるその地域の役割や立ち位置が見えてくるという点が挙げられます。ここでは栄地区を貫く二本の県道である県道128号線と県道201号線を比較し、街づくりの変化について考えていきたいと思います。

(国土地理院地図より筆者加工)

黄:県道201号線旧道

緑色:県道128号線

赤色:県道201号線新道


上に国土地理院の地図を加工したものを載せておきました。これを見ると、黄色で示した県道201号線の旧道だけ明らかに曲がりくねっていること、他の二本に比べて道がやや細いことから、都市計画において計画的に作られた道ではなく昔からある道であることが推測されます。実際にこの沿道には栄地区の中心がある(本記事いちばん上の画像も201号線沿いです)ことからもそのことが窺えます。


一方緑色の県道128号線に目を向けてみると、こちらは1980年代にバイパスとしてつくられた道(旧道は県道指定解除済み)で、201号線の旧道よりは高規格に作られています。もともと田んぼだった地域に作った道なので視界は開けていて、歩いても自転車で通っても景色が楽しめる道ではありますが、上の看板のような発見はなかなか得られないのかもしれません。


また赤色の県道201号線の新道は現在も一部区間は建設中で、沿道には開発中の街が広がっていて上の二つとはまた全然異なる風景を見せてくれます。


このように比較的近い範囲の3つの道を比較するだけでも、様々な時代の街づくりを感じることができます。この栄地区周辺は異なる時代にできた街が隣接していて非常に興味深い点が多かったと感じています。



この時期だけの風景


ロゲイニングの途中、県道128号線の金田付近でこんな風景に出会いました。

ロゲイニング当日は4月25日、まだ田んぼに水は張られていませんでしたが、もうすぐ田植えという時期だと咄嗟に思い、近いうちに再訪すれば絶景に出会えるかもしれないと考えて後日同じ場所を再訪すると…





こんな絶景に出会えました!


水を張ってから田植えまでの短い期間しか見れない水が織りなすこの絶景、皆さんもぜひ来年訪れてみてはいかがでしょうか!





さて本題のロゲイニングに戻ると、私たちのグループは子どもがいなかったこともあり、かなりの速度で歩いて各スポットを回ることができました(ロゲイニングの時間だけで13,000歩ほど歩いていたみたいです)。その結果なんと全体3位ということで表彰いただいてしまいました!

そして入賞の副賞としておいしい苺をいただきました!(一緒に参加してくださった方のご厚意で分けていただきました、ありがとうございます!)





この記事ではR8ロゲイニングによる「街歩き」を通じて栄地区の魅力を私なりに書いてみましたがいかがだったでしょうか。少しでもこの地域に行ってみたいと思ってくれたら幸いです。