縁側・井戸端文化に近い、温かみのある場づくり

こんにちは!今泉優子です。

今回は「oneドリンクお散歩」ではなく、この企画に至るまでに出た他の構想についての紹介をしたいと思います。

地域活性化のデザインでの試行錯誤の様子を知っていただけると幸いです。


第一案では、ソフトよりもハード寄りな提案として「もっくん珈琲か交流センターを用いて居場所作りをしたい」という構想を練っていました。


雪のあした/歌川国貞

庭中の涼み/喜多川歌麿


もっくん珈琲には「井戸端会議」「縁側」に近いコミュニティがあるように感じたのがきっかけでした。日本に昔から根付くコミュニティの形であり、現代日常のものとは少し異なる、距離が近く、軽やかなコミュニティです。

「偶然出会った」「気ままに集まれる」「そこで生まれるコミュニティ」、そのような空間を作ってみたい!ということをまず始めに考え出しました。

「井戸端会議」「縁側」の他に、「通う」需要を作りたいという構想もありました。言い換えれば「常連さん」です。もっくん珈琲には「常連さん」も多く、根強い人気がありました。

「大きなイベント目的で訪れる」ではなく「通っていたら何かやっていた」くらいの感覚で親しみが生まれる工夫をしたいと考えました。


「oneドリンク散歩」に至るまでに様々な構想を練りながら、もっくん珈琲さんとのミーティングを重ねてきました。

「大曽根のこの場所だからできること」を模索している点では共通ですが、その形には様々な可能性があり、この段階は必ず踏む必要があります。


次回は、「井戸端」「縁側」が「散歩」につながっていった過程について紹介したいと思います。


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こんにちは。筑波大学大学院環境デザイン領域修士1年の勝山祐衣です。 今回は、2021年の活動をふりかえります。 栄を訪れる ー私が初めて栄を訪れたのは2019年夏のことで、市街からの距離が近い割には街の喧騒を感じさせない田園風景と、筑波山がどっしり見守っているような安心感が印象的だった。 交流館のこれまで ー何度か交流館を訪れた印象としては、交流館の入り口がわかりにくいこと、中に入って良いのかわか