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歩いて見つけた”ランドスケープ” ~和やかなまち 北条~

こんにちは。理工学群2年の瀬戸大晴です。

今回の記事では、私が先日訪れたつくば市の北条地域を歩いて感じたこと、考えたことを皆さんに共有したいと思います。


北条地域はつくば市の北部、筑波山のふもとに位置し、筑波山へと続くつくば道を擁して繁栄した地域です。


私が北条を訪れた日、気候は最高気温37度にもなる猛暑日でした。暑くなければ自転車で行こうとも考えていたのですが、それでは自分の身が持たない、北条を探索する前に倒れてしまうと思い、やむなくバスを利用することにしました。

つくばセンターの1番乗り場に乗り入れている北部シャトルを利用してバスに揺られること30分。「筑波交流センター」というバス停で下車しました。最初は小田シャトルというバスに乗ろうとしたのですが、運転手さんが親切にも小田シャトルは筑波交流センターまで行くのに時間がかかるからすぐ後にくる北部シャトルに乗った方が良いよと教えてくださいました。


筑波交流センターは北条地域の南側に位置していて、北条地域の市街地に向かうために北の方角へ進みました。

筑波交流センターは国道125号線に面しているのですが、この道路の南側は田んぼが広がっていてすごくのどかな雰囲気でした。



逆に北の方を臨むと城山という小高い山が見えます。

最初はこの山の上にある多気城跡まで行こうと考えていたのですが、結果的には暑すぎてとても坂をのぼろうとは思えずリタイアしてしまいました。その城山の手前に北条の市街地は位置しています。



国道125号線から北条の市街地に向かう途中には「つくば霞ヶ浦りんりんロード」が通っています。これは旧筑波鉄道コースと呼ばれていて土浦駅から北条まで、そしてまだまだ先の筑波鉄道旧岩瀬駅まで道続いているルートです。旧筑波鉄道コースという名前の通り昔筑波鉄道の軌道敷が存在したところをサイクリングロードとして整備した道になっています。北条地域に通っている道はそれほど広くありませんでしたが、沿道には木々が生えておりきれいに整備されていました。

行った日が最高気温37度にもなる猛暑日でなければ自転車でつくば霞ヶ浦りんりんロードを気持ちよく駆け抜けるのもよかったかもしれません。



先へ進むと滝つぼ(?)のようなものがありました。上を流れる川か生活用水から一段水をおろしているようでした。ここには見つけられた限りで大きめの鯉が2匹いて優雅に泳いでいました。

この場所、傍目で見るとただの水辺ですが、段差に滝があって見ようによってはイタリア露壇式庭園の様式をならっているともいえるのではないでしょうか。個人的にはまちなかにある水の流れというのが気持ちよく感じられて好きなのでこの場所を見つけられてよかったです。

心なしか猛暑の中でも涼しさを感じられた場所でした。



市街地の通りに入ると通りに提灯がたくさん準備してありました。どうやら訪問した日の週末にお祭りがあるようでその準備がなされていたようです。

通りの雰囲気は落ち着いて和やかな雰囲気でした。ただ、猛暑日ということもあってか出歩いている人は全くと言っていいほど見当たらず、バス停でバス待ちしている近隣高校の高校生しか見かけることはありませんでした。それもあって少し寂しい雰囲気もありました。



筑波交流センターの近くには野菜の直売所がありました。

写真は撮れなかったのですがいろんな種類の新鮮な野菜が並んでいました。

また、そこにいた2人のおばあさん方もすごく親切で気持ちの良い人たちでした。

あまり大きなバックを持って行かなかったので私は100円で5本入りのキュウリだけしか買えませんでしたが、他にもおいしそうな野菜がたくさん売っていました。


帰りのバスがどのくらいあるのか不安に思いながら北条へ向かいましたが、バス停の時刻表を見るとつくばセンター行きのバスは1時間に2本出ているようでした。思ったよりも出ていて、かつかなり時間に正確に来ていたのでバスの利便性は思ったよりも高かったです。


また北条地域を訪れる機会があったときには今度は春や秋のもっと気持ちいい気候の時に、サイクリングもかねてつくば霞ヶ浦りんりんロードを気持ちよく駆け抜けて訪ねたいと思いました。


北条地域は全体的に和やかな雰囲気で、心が落ち着く場所でした。

読者の皆さんも都会の喧騒にうんざりしたときには、つくば市の北条地域を訪ねてみてはいかがでしょうか?

最後までご読了頂きありがとうございました!


参考文献


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