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歩いて見つけた”ランドスケープ” 北条

こんにちは。芸術専門学群2年の佐藤康です。今回私は7月17日につくば市北部にある北条に行ってきました。北条に行くことを決めた理由は以前北条を訪れたことがあり、その時自然の美しさと街の静けさや遺跡が記憶に残っており、再び訪れてゆっくり調査してみたいと思ったからです。また、二つ目の記事で詳しくお話しますが、宮本家という登録有形文化財が北条にあることを事前調査で知り、そこに訪れてみたいと思ったからです。北条にはつくばセンターからバスで向かいました。所要時間は35分ほどで筑波交流センターという駅に着くことが出来ました。ここより徒歩で北条に向かうことにしました。



筑波交流センターから徒歩10分ほどで北条につくことが出来ました。道中は非常に暑かったのですが、建物の影や路肩に植えられた背の高い植物の影が続いている部分があり助かりました。北条の中心へと続く道は山当てが使われているように感じました。意外といったら失礼かもしれませんが、車通りが多く徒歩で移動している人は殆ど見かけませんでした。その為か道幅は車がすれ違える程度の広さを有しており、歩きやすかったです。町の計画の段階で日光を遮る方法や自動車利用が多いことを見越した幅広の道が考えられたのかもしれません。



町の中には提灯がいくつも飾られており、後にふれあい館で住民の方に聞いたのですが一週間後に祭りがあるからその準備の為に飾られていたようです。北条について歴史巡り絵巻を確認し、最初に近くにある日向廃寺跡に向かうことにしました。この地は平安時代末期から鎌倉時代にかけての寺院跡で、現在の地名をとって日向廃寺跡と呼ばれているようです。住宅地の中に突如現れた日向廃寺跡は公園とも歴史的建造物跡とも捉えられるような佇まいでした。ランドスケープデザイン的に考えると日向廃寺跡は歴史的、文化的価値はもちろん、教育的価値や自然との調和、コミュニティの特長となるようなものであると考えられました。



次に私は宮本家へ向かいました。道中無料休憩所と看板が立てられている建物の横を通るときに、無料という言葉につられて中を覗いていたら声を掛けられ立ち寄ってみることにしました。そこは北条ふれあい館(旧田村呉服店)と呼ばれる建物でなんと登録文化財に指定されているとのこと。案内されるままに外から建物を見てみると確かに二階部分が特徴的な、歴史を感じさせる様相をしていました。北条ふれあい館も日向廃寺跡と同様に歴史的、文化的価値やコミュニティの交流の場として大きな役割を持っているように感じられました。中では冷たいお茶も飲ませてもらい、元気100倍。ふれあい館を後にしていよいよ宮本家に向かいました。(宮本家での取材はもう一つの記事で詳しく話しています)



宮本家で貴重な体験をした後、私はモンステラと呼ばれるお店に向かいました。北条は北条米という米が有名であることを知っていたので、北条米を食べられるお店を事前に調べて見つけました。モンステラでは北条米のおにぎりを中心にランチセットやコーヒーなどもあるということで楽しみにしていたのですが、なんと都合により休業していました。おそらくはコロナの影響だろうと考えましたが、この時ほどコロナを呪ったことがありません。しかたなく私は引き返して北条ふれあい館で宮本家に取材出来たことを報告し冷たいコーヒーを頂いた後、帰路につきました。




今回の北条まちあるきで私は北条の持つ歴史的魅力と住民の皆さんの温かさに触れることが出来ました。また、つくばでは自転車で移動することが常ですが、今回のまちあるきではその名の通り歩いてまちを回りました。時間の流れがゆっくりと感じられたり、ふれあい館で声をかけられる等、徒歩ならではの良さも感じることが出来ました。今後はたまには徒歩でまちなかを歩いてみたり、北条に再び訪れて北条ふれあい館や宮本家、大池や遺跡にも行ってみたいと思いました。

最後に、今回の取材にあたり温かく対応してくださった北条ふれあい館の皆さま、並びに宮本家主人の宮本孝様に感謝の言葉を述べて本記事の締めとさせて頂きます。

ありがとうございました。


参考サイト

つくばのめぐみをいただきます!筑波山麓の北条米おにぎり「モンステラ」


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