歩いて見つけたランドスケープ(小田)


何処までも続く道

こんにちは。芸術専門学群二年の増田です。今回はつくば市の小田中心に見つけたランドスケープを皆様に紹介したいと思います。

この写真は玉取から小田に行くにかけて見つけた道です。実際に自転車に乗ってこの道を進んでいくと、どこまでも続くような、まるで世界から切り取られたような感覚に陥りました。初めはペダルをこかずに坂に身を任せ、爽快に駆け下りました。帰りにこの坂を上るのか、、、なんてことは考えずに空っぽな気持ちで風になった気持ちになりましょう。本当に気持ちがよかったです。

そのあとの平たんな道は下りよりも永遠に感じます。それは決して不快な気持ちではなく、空間がそこだけ切り取られたような感覚に近いものがありました。この風景の中に溶けこむトラックや住民はなんだか物語のようでした。


名のない橋

先ほどの長い稲穂道をとった先に見えるのがこの橋です。地図で調べてみても名前すら出てこない橋。でも確かにあり、場所と場所をつなぐ架け橋です。あの途方もない道を抜けた後だからか、なぜだかこの橋がとても大きく、荘厳に見えました。行きはあらたなとちへと踏み出すための橋であり、力強く感じました。

でも帰りはなんだか悲しそうな、寂しそうに見え、なんだかわたるのに頼りない、飲すぐにでも崩れてしまいそうにも感じました。小田から帰ってしまう私たちを惜しんでくれていたようにも今なら感じてしまいます。



小田の軌跡

小田には鎌倉時代から戦国時代にかけ勢力を持った小田氏の城跡、小田城跡が残されています。

現在小田城跡は地域に開けた広場のようになっていて、地域を象徴する公共の場ともいえる場所になっています。私がこの城跡を訪れたときも二人の子供を連れたご家族がこの広場内にある建物で遊んだり、休憩したりとこの場を交流の場として活用姿が見受けられました。このように地域に寄り添う、地域と成長していくような跡地はあまり見ないなとも思いました。またこの城跡にはりんりんロードも密接しておりサイクリングしながらでも歴史に触れあうことができます。

サイクリング活性化!

この写真は小田城跡沿いのりんりんロードをたどり、少し行ったところのある小田城跡歴史ひろば案内所の受付にて撮った写真になります。

まず、りんりんロードとはなんだ、と感じる方もいるかもしれません。りんりんロードとは、つくば霞ヶ浦りんりんロードは、旧筑波鉄道の廃線敷と霞ヶ浦を周回する湖岸道路を

合わせた全長約180kmのサイクリングコースです。

そのりんりんロード沿いにあるこの建物にはサイクリングをしている人が一息つけるような休憩スペースや、この写真のような空気入れがあり、なんだか人と人、人と地域のつながりが感じられました。


家々をつなぐ小さな橋

この写真は小田にある住宅地の写真を撮ったものです。この写真を少し良ーく見てみて下さい。なんだか一般の住宅とはまた少し違ったところがありませんか?

そうです。家から延びる橋のようなものです。

小田にある住宅の家と道路の間にはその二つを阻むように、川のような用水路がありました。そしてその用水路をまたぐように家から道路へと、小さな橋が各家から延びていました。この通りの家、一軒一軒に橋はかかっており医師の塀で囲まれた家は橋もすべて医師からできているなど、その一つ一つがその家独自の形、色味、材料が使われていてこの道を通るだけでもなんだかわくわくしました。皆さんもぜひ足を運んでみて自分の好きな橋探しをしてみるのも面白いかもしれませんね。

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こんにちは。筑波大学大学院環境デザイン領域修士1年の勝山祐衣です。 今回は、2021年の活動をふりかえります。 栄を訪れる ー私が初めて栄を訪れたのは2019年夏のことで、市街からの距離が近い割には街の喧騒を感じさせない田園風景と、筑波山がどっしり見守っているような安心感が印象的だった。 交流館のこれまで ー何度か交流館を訪れた印象としては、交流館の入り口がわかりにくいこと、中に入って良いのかわか