こんにちは。芸術専門学群2年の金子佑介です。
今回は栄地区を歩いてたどりついた、大変魅力的な飲食店をご紹介します!
以前のブログにて紹介した「長屋門」を通った先には日本式庭園を思わせる中庭が広がっており、中庭を中心に3軒の飲食店がありました。御神木のような樹齢400年の椎の木が中心にはあるとのことで、この空間はとても落ち着いて雰囲気の感じられる場所でした。
上の写真の左上に映る建物は築190年を超える古民家で、オーナーが一目惚れしなんとかここで店を開きたいと思い、イタリアン「藤右ェ門」が作られたという。
当日予約で入れないかと伺ったが、生憎他の団体の祝いの席が設けられており、利用することは叶いませんでした…。しかしながら、雰囲気の良い店内で食事を楽しまれる方々の姿は見られ、またの機会にリベンジしたいと思いました!
藤右ェ門を諦め入ったのは系列店で同じ敷地内にある「蔵日和」というパン屋さんです!
米蔵を改造したという店内は和のテイストで大変落ち着いた雰囲気でした。普段はランチやカフェとしても営業しており多くの魅力的なメニューが楽しめるよるようでそちらを利用しようと思ったのですが、今回訪れたのが祝日であったこともあり、残念ながら今回はパンのみの販売でした。藤右ェ門に引き続きなので少し凹みました…。
しかし、パン屋さんなのだからパンを食べてなんぼ!と思いいくつかのパンをいただくことにしました!
つくばのパンコンテストで優勝したというメロンパンや、実家へのお土産として食パン、明太子フランスなど4つほどパンを購入させていただきました。ランチ営業はしていなくても、外のテラス席は利用可能で、冷えた麦茶なども用意されていました!
どれも美味しかったですが、中でもメロンパンはサクサクの生地の中にメープルジャムが入っており、暑い中歩いて訪れた私には格別に思えました!
袋の中には限定品などの情報が載った「お楽しみカレンダー」を入れてくださいました。
テラス席でしばらく休憩していると、お店の人がスイカを持ってきてくださいました!
夏の炎天下、麦茶と共にいただくスイカは至高の言葉が相応しいものでした!手が汚れても平気なようにお手拭きも貸していただけて、人の温かさもこちらのお店の魅力と間違いなく言えるでしょう。
テラスの塀にたまたまカマキリが登ってきて、久しぶりに至近距離でカマキリの観察を数分間としてしまいました。どこか幼少期を思い出すような体験ができたことも貴重な思い出です。
この敷地内には今年の4月に新たにできた、とろり天使のわらびもちつくば店があります。
食後のデザートとしてこちらのお店で「飲むわらびもち」なるものを初めていただきました!
写真左が黒蜜右が期間限定の白桃味で、前者はthe飲むわらびもちと言わんばかりの味で、きな粉の風味の飲み物の中にとろとろのわらび餅があり大変美味しく、後者はどこかヨーグルト感のある飲み物の中にろとろのわらび餅とフルーツがありさっぱりいただけ、暑い夏に最高の一品でした!
暑さもあってか店内には多くのお客さんが並んでおり、その混雑にはびっくりしました。
最高気温38度と大変堪える中たどりついた今回のお店でしたが、どれも大変満足のいくものでした!
どのお店も単に商品を提供するのではなく、中庭の日本庭園を拝める形で食事を楽しめるように設計され、それぞれの店舗も古民家や米蔵を改装するなどして雰囲気に統一感がありユーザーの体験が良く考えられていると感じました。
大学においてまだ専門をはっきりとは定めていないが、UXデザインに強い関心がある私にとっては大変魅力的に感じる環境でありました。歴史のある建築物を再利用しながら、様々なものと掛け合わせることで大きな付加価値を与える姿は、つくばR8地域の魅力を伝える一つの姿を表しているように思いました。
今回残念ながら入ることができなかったお店もあるため、必ずまた訪れようと思います!!
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