"学園都市"だけじゃない! ~つくばR8ロゲイニングin栄~

こんにちは。人文・文化学群2年の飯田康幹です。


今回私は、今年4月に行われた「つくばR8ロゲイニングin栄」に参加しました。つくば市といえば学園都市、ニュータウンという印象を抱かれる方も多いでしょうが、実際には学園都市の周りには昔からの街が点在しています。そして、それらの街は学園都市ほど元気がないのもまた現状です。R8ロゲイニングは、そうした地域の振興を目標としたつくば市のコンペティションで採択されたもので、市の支援をもとに行われている街歩きイベントです。

ちなみに私は当日参加された方とのやり取りなどに手いっぱいで記事用の写真を撮れず… 割と後になって写真だけ撮ったのでその辺の整合性はお許しください。


東福寺

私が担当したのは、娘さんを2人連れた家族の方でした。妹さんの方がまだ幼いことからあまりスピーディーには巡れませんでしたが、それでもいろいろなものが見れたので紹介していきたいと思います。

まずは東福寺へ。ここは平将門の娘が逃れたちとの伝承があり、筑波山から移した仁王像が残っています。手前味噌ですが、ここについては他にも私が取材した記事があるのでそちらもご覧ください。



かわらけや

次に訪れたのは「かわらけや」というお店。こちらはイチゴ農家に併設されたお店で、ちょうどシーズンだったこともありイチゴ狩りから直売、イチゴの販売まで行っていました。軽トラはキッチンカーになっており、私はここでイチゴを使ったドリンクをいただきました。大粒のイチゴとシロップが鮮やかで、とっても映えるのでイチゴの季節はぜひ!

横にはヤギが飼われており、エサやり体験もできました。娘さんは珍しいヤギの姿に興味津々でした。

この辺りではイチゴ農家が多く、ほかにもこのような施設があるそうです。


街のお店も巡る旅

このロゲイニングでは街のお店も対象になっています。実は栄地区、チェーンのお店がほとんどなく(地区のはずれにコンビニがあるくらい)、個人商店が軒を連ねるちょっとした商店街になっているのです。そのお店の一つ一つが巡るべき場所とされており、すでに閉店している店も多いですが菓子店、酒屋、自転車店などが今も残っています。

写真はその一つ、本橋電機商会。既に60年以上営業しています。今やつくば市や土浦市にも大手家電量販店が進出していますが、それでも頼りにしてくれるお客さんがいるそうです。ご家族のお父さんはせっかくだからと乾電池を買われていました。




公園で小休止

栄地区にはこうした公園が多く残っています。ロゲイニングの日は季節外れに暖かく、またそこそこ長い距離を歩いたため子供たちはこうした公園などでしばしば休憩を取りました。


消えたペンギン?


こうして回る中で、一つ解せない謎が…

こちらは證誠寺というお寺なのですが、マップには


「證誠寺隣のペンギン 八坂神社(金田)の近くから参道が伸びています」


とありペンギンの石像の写真が載っているのですがどうしても見つからず…

たまたまいらっしゃった證誠寺の方まで手伝って探してくれましたがどうにも見つかりません。

かなり探しましたが、結局その場を後にすることになりました。どこに行ったのでしょうか?




ゴール!

こうしてゴールした私たち。得点は必ずしも高いものではありませんでしたが、皆さん楽しめていたようでとてもよかったです。


私個人としても、こうした機会をもとに学園都市以外もみることができて、新しいことを多く知れるきっかけになりました。特にこうした古い街はしばしば顧みられず、衰退の憂き目にあっているのが現状です。そして、そのような街はそもそも知られていないことさえある、こうしたイベントが果たす意味はとても大きいと思います。むしろ新しく思える町だからこそ、その中の古さにも目を配っていかなければならないことを痛感しました。


いわゆるお仕着せの、観光ガイド通りではなかったりそもそも観光ガイドに載っていなかったりする街歩きも新しいものを見せてくれます。実は9月にはR8ロゲイニングin谷田部も予定されていました(コロナで中止されてしまいましたが)。こうしたイベントから見つめなおす街も、また乙なのではないでしょうか。



参考資料

つくばR8ロゲイニング公式サイト

https://www.tsukuba-r8-rogaining.com/ 2021年8月31日確認