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嶋田珠々

子ども会ヒアリング【前編】

こんにちは!筑波大学環境デザイン領域修士1年の嶋田珠々と申します。


10月3日に高見原3丁目会館にて、子ども会へのヒアリングを実施しました!


高見原の子ども会は1〜5丁目まで5つのグループに分かれて活動しています。今回は2丁目会長の中田さんと5丁目会長の小暮さんにご協力いただき、①子ども会の規模②子ども会の歴史③子ども会の現状④私が行うプランに関してのご意見等を伺いました。


−①子ども会の規模(子どもの人数、対象年齢、特徴)について−

2丁目会長:子どもの人数は40名程度です。対象年齢は入学前のお子さん(年長)から小学校6年生です。地域の子ども全員が加入ではなく、任意です。募集も大きく出しておらず、ママ友のクチコミとかですかね。小規模がゆえに会長の仕事がすぐに回ってきてしまい親の負担があるので、子どもの加入は親の判断で決められることが多いと思います。2丁目はあみだくじで会長が決まりました(笑)今年度はコロナ禍で例年の活動はできていませんが、一度だけ地域の農家の方のご提案で芋掘り体験を行いました。

5丁目会長:子どもの人数は23名。対象年齢は小学校全学年とその妹弟で幼稚園や保育園に通う子どもも参加しています。5丁目は指名制で前の会長さんから「〇〇さん会長やってもらえる?」って感じでした(笑)働いているお母さんにとって役員の仕事は大変だから、子どもを子ども会に入れさせないみたいなこともあると思います。それによって年々子入社が減少しているという話もよく聞きます。


−②子ども会の歴史について−

2丁目会長の中田さんも5丁目会長の小暮さんも移住してきて5年以内でいらっしゃったので歴史についてはわからないとのことでした。そこで、ふれあい会の方にお聞きしたことをまとめます。

冒頭でもご紹介しましたように現在、高見原の子ども会は5つのグループに分かれていてそれぞれで役員を選出し、イベントを行なっています。しかし、10年ほど前までは全体会というものがあり、今より大規模な子ども会だったそうです。また、イベントも頻繁に行われていました。それが共働き家庭の増加等、時代の流れとともに子ども会の盛り上がりは消滅していき、今の小規模な形に変化しました。



−③子ども会の現状について−

2丁目会長:昨年度からコロナ禍の影響で例年行われていた歓迎会や送別会、夏祭りやクリスマス会等のイベントが中止されました。代わりにお菓子や商品券、新1年生には小学校で使う赤白帽子を配る等しました。

5丁目会長:5丁目も同じで年会費(1000円/人)は徴収しているので、イベントの代わりに商品券を配りました。本当にコロナ禍で人との交流が減りましたね。特に今子供達の間ではオンラインゲームが流行っているので、友達と会わなくてもオンライン上で遊べてしまいます。

2丁目会長:家の中で遊ぶ子供が多いですね。高見原に公園などの子どもの遊び場がないことが原因だとも考えられますが、、、


−④私が行うプラン(プランの概要https://www.fujitalab-u-tsukuba-environmentaldesign.com/post/こども-の概要)に関してのご意見−

5丁目会長:御神輿なんてあるのですね!夏祭りや縁日の楽しさが伝えられない世の中になってしまったので御神輿を見て、さらに駄菓子屋さんとか体験型だと子どもも楽しそう!子どもに高見原の好きなところを聞くのは難しいかもしれません。先ほどの話でもあったように、高見原には子どもたちが楽しめる場所がないので(笑)欲しいところならたくさん書けそうですよね!

2丁目会長:子どもたちに御神輿や縁日などの楽しさはこのご時世でも伝えたいですよね。私自身も子どもの頃のお祭りの楽しい記憶残っています。子どもマップWSは広い公園をたくさん作って欲しい!ってなりそうです(笑)


公園等子供が楽しめる場所がないということの深刻さを初めて理解しました。そうであれば、子どもの欲しい場所調査は確かに盛り上がりそうですね。それをまとめて市長に公園の提案できたら良いですね!


−ヒアリングを通して−

子ども会のより詳細な実態を知ることができて、今後のイメージが膨らみました。

特に子どもの遊び場がないという現状が印象的だったので、子どもたちの遊びとしてのプランの楽しさについても考えるきっかけになりました。この度は、ヒアリング調査へのご協力、ありがとうございました。

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