こんにちは。理工学群社会工学類2年の中澤光希です。このブログでは私が吉沼の神社仏閣巡りで見つけたランドスケープデザインについて紹介したいと思います。私が紹介する吉沼のランドスケープデザインがある場所は愛宕神社です。貴族の庭園を起点とするランドスケープデザインですが、今回私が紹介するものは少しランドスケープデザインから少しだけ離れているかもしれませんが、空間の使われ方から演出される独特な雰囲気や見え方などがランドスケープデザインのような考え方が練りこまれていたように見えたため、紹介させていただきます。私の吉沼神社仏閣巡りのブログでは愛宕神社をあまり詳しく紹介できていなかったため、詳しく掘り下げていこうと思います!そもそも愛宕神社とは愛宕信仰というもので京都市の愛宕山の山頂に存在する愛宕神社から発祥した、防火の神に対する信仰です。全国に愛宕神社は約900社あるそうです。つくば市吉沼にある愛宕神社は私の吉沼の神社仏閣巡りのブログでも紹介した通り、本殿が拝殿の奥にあり、本殿が高さ約5mの階段を上った場所にある神社です。別にその特徴だけではそこまで珍しくも美しくもないのではと思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、歩道から見た愛宕神社がこちらです。
私はここに訪れて最初「ここが愛宕神社っていう所なのかな…?」と疑いの目を向けてしまいました。予め場所と写真を検索して訪れていたので実物と違ったため戸惑いを隠せませんでした。そして本殿に続く階段も見当たりませんね…。私は本殿が5m上の場所にあるという情報を知らなかったため近くをただひたすらに彷徨いました(笑) そして本殿へ続く階段を拝殿の奥に見つけました! 私が愛宕神社に訪れた時は雨天だったので、最初に雨天時の下から階段の上の本殿を映した写真を載せます。
次に晴天時の写真です。
ほとんどの建造物のインターネット上の写真は晴天時に撮影されたものがほとんどだと思いますが、雨天時の写真も趣があっていいと思いませんか? 草木の生い茂り具合や、暗さなどが相まって神秘的だなと思いました。(ただ稀に虫も一緒に降ってくるので注意です(笑))
高さ5mの階段を上ると本殿があります。知る人ぞ知る秘境という感じでした。
次に吉沼八幡神社です。こちらも吉沼の神社仏閣巡りのブログで紹介させていただいた場所です。この神社は公園の遊具がいくつかあり子どもの遊び場としても存在していると思われます。
神社とその遊具だけ眺めてもいまいちピンとこないかもしれませんが「神社の境内にある遊具で遊んでいる子ども」は昔ながらの公園で遊ぶ趣深い光景となり、見る人にとってきれいだなぁと感じさせると私は思いました。
近代のランドスケープデザインは主に都会のマンションやビルに囲まれた中に開放的な緑地空間を創出し、空間をうまく活用することによるものが多くを占めていると思います。しかし、田舎のランドスケープデザインはいい意味で自由で型にとらわれず、神秘的な雰囲気や昔ながらの雰囲気を我々に感じさせるもので都会のものと根本から違うということを現地へ行き感じました。
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