台地を感じよう! 〜 大曽根〜

こんにちは。理工学群2年の関梢子です。


みなさんつくば市は台地の上にあることはご存じですか?

下の地形図を見るとつくば市が台地であることがよく分かります。



















出典:国土地理院



つくば市は東には桜川、西には小貝川と川に囲まれています。

そのため川が流れている、もしくは流れていた場所は低地となっており、東の桜川低地と西の小貝川低地との間に挟まれているのが筑波台地になっています。

大曽根はその中でも台地の端に位置しています。

そのため街のあちこちで台地の上にいることが感じられます。

今回はその中から、散策中に見つけた“台地っぽい”スポットをご紹介します!




これは桜川にかかる太田橋から大曽根の方向を眺めてみた写真です。

桜川の辺には田んぼが広がっていて、私が散策に行った時は稲が実っていて黄金色に輝いて美しかったです。

稲の黄色と緑色、そして奥に見える木々の濃い緑がマッチしており、この橋から眺める風景はおすすめです。

またここから眺めると建物が田んぼよりも高い位置に建っているのがよく分かります。

川の辺であり低地である写真のような場所は水はけが悪いために、日本では稲作が多く行われてきました。

一方で台地は水はけが良い土壌を活用して畑作や果樹園として利用されることが多いです。そのためつくば市内でもいくつかの果樹園を見ることができます。


引用元:Googleマップ


一方で台地は平坦な土地であることから工場や住宅地として開発が進められてきました。新興住宅地も台地で多く見られ、つくば市もその一つです。

上の写真は東大通りを撮ったものです。

写真から大通りが真っ平らであることがよく分かります。

このように通りが平坦であるため見通しの良い風景を作り出しています。

また街路樹も見通しの良い風景を生み出している要素の一つであり、夏には奥にのびていく街路樹の緑が映えて美しいです。

道路を見て台地っぽい!と感じる機会はなかなか無いと思いますが、実はこのような通りにも台地を感じられるのです。



写真は常福寺のそばにあるため池です。

ため池は多くが農業用水として利用されますが、この大曽根のため池も同様に稲作などの農業用として利用されています。

桜川は側にあるものの桜川の水は農業用として使用することができないため、このようなため池の水を使用しています。そのため大曽根だけでなくつくば市の多くの地域でため池が見られます。

ため池の大きさは場所によって様々ですが、この大曽根のため池は中規模になります。

またため池の周辺は木々が生い茂っているところが多いですがこのため池でも見られ、池の水に緑が映えていました。



この大曽根のため池は台地の端に位置しています。

写真の左側に写っているのは常福寺です。

寺のブロック壁と道路の高低差からも見て取れるように、寺はかなり高い位置にあることが分かります。

そして田んぼも撮影場所から低い位置にあることも分かります。

ここに通っている道は坂道になっているのですが、このような坂道からも台地にいることを感じられます。

また高低差があることで、田んぼの広がりと奥に見える高い山が眼前に見通せて、雄大な眺めを作り出しています。

台地によって生み出される風景は壮大さと美しさを兼ね備えて心にしみるものになると感じています。



ここまで台地を感じられる場所を数カ所紹介してきましたがいかがだったでしょうか?

私は散策をすると坂道など地形に注目することが多くあります。

というのも私はブラタモリが好きで長年観ているため、つい視点が地形に向いてしまいます。

地形に目を向けると、目にしている風景ができた理由を想像することができて楽しいです。

今回の記事もそのような興味からこのようなトピックを取り上げてみました。

みなさんもぜひ地形と風景に着目して散策してみてください!