こんにちは、筑波大学芸術専門学群2年の浅野咲良です。
9月某日、北条の街を訪れ、フラフラと歩いていると、レトロで可愛い看板をたくさん見つけました。それらの看板は、北条の街の、レトロでどこかセンチメタルな気持ちになる、そんな雰囲気を彩る大きな要素となっているように感じました。これから、その看板について紹介していきます。
まず、ふれあいロードの入り口の看板です。
白地に黒のゴシック体のようなシンプルなフォントが、なんとも言えない素朴さがあります。この看板は商店街の中に何か所か設置されていました。
ここはふれあいロードというのか!
北条の街を歩く際のウェルカムボードのような役割も果たしています。
道を歩いていたら、遠くから、紺色の看板が見えてきました。
つくばの地酒を販売する近江屋酒店さんの看板です。
看板の上に瓦屋根のような小さな傘がついています。周りの歴史的な建物との調和が取れていますね。他のお店の看板に比べると、新しめのものですが、暗めの色と、屋根の遊び心が、歴史的な街並みとの違和感を感じさせませんでした。
ん?あれはなんだ?
遠くから「タ」という文字が見えますね。
近くに寄ってみます。
ここは住谷ストアさんです。
コカコーラの看板がどこか昭和の風景を思わせます。また、お店の中央上にある「タ」の文字や住谷ストアの文字も独特のフォントをしており、商店街の雰囲気の演出に一役買っているように感じられます。
布を売る手芸屋さんの看板です。手書きの文字のような味のある書体です。透明のガラスのような素材がおはじきのようにぷっくりと膨らんでいるのが、可愛らしく感じます。この記事を書こうと思うきっかけもこの看板です。そのくらいお気に入りの看板です。
お店自体は閉まっていましたが、昔ながらの日本の商店街に立ち並ぶお店といったような感じで、ときめいてしまいました。
履物屋さんです。まず、履物屋、という表現自体、現代ではあまり耳にすることのない単語ではないでしょうか。これもまた、この商店街の雰囲気を形作る要素の一つです。歴史ある単語が随所で見られるのも私にとっては心ときめきポイントです!
また、毛筆のようなフォントも、歴史を感じさせる力を持っていますね。
また、ふれあいロードの端っこには、このような看板がありました。
「やさしさがゆきかう街 ふれあいの郷 北条」
完全に北条の街を表す看板だと思いました。優しく北条の町について説明してくれたお店の店主さんや、道ゆく人の雰囲気が、この言葉を表していました。
つくば市北条
忙しない生活を送る私に、少しの安らぎと、ときめき、発見など、様々なものをもたらしてくれました。
今度また北条に訪れた際は、今回、コロナの影響でしまっていて入ることのできなかった場所やお店にも足を踏み入れたいです!
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