こんにちは。筑波大学大学院環境デザイン領域修士1年の勝山祐衣です。
今回は「交流館の使い方会議〔後編〕」です。
アイデアの準備
ひとくちに学生目線のアイデアといっても、自分たちが率先して実行できるアイデアでありながら、地域に住む人や状況にフィットする必要がある。そこで、交流館で実行できそう、かつ自分たちが得意なことや好きでやっていることをいくつか協議会メンバーに伝え、反応をみて決めていく方がいいのではないか、ということになった。
また、交流館の入り口前スペースの使い方についても相談してみたかった。そこで、人の気配が室内にこもり切らず通りからでも感じられるように、屋外にも座ることができるようにしてはどうかと思い、これについても参考資料を用意した。
荷物を入れるコンテナに、紐を巻きつけることで柔らかい座面とするスツールは、作る過程に参加できる点でも楽しいのではないかと考え、提案に入れた。コンテナは板を載せることでテーブルとしても使える。
あらためて協議会メンバーと話す
用意した写真をもとにできることを話してみると、一介の学生の話にもかかわらず、みなさんとても熱心に聞いてくださった。「ぜひやってみてほしい」「〇〇と組み合わせてみたらどうか」「それなら〇〇さんが詳しい」と、集まりの場があたたまっていったのが印象的だった。
最終的には、わたしたちが中心となった企画として、まずは夏休みに数回、交流館オープンデーを開いてみようということになった。
次回は夏休み企画の様子をお届けする。
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