こんにちは。筑波大学芸術専門学群3年の水上璃乃です。
今回は茨城県指定遺跡である五角堂に行ってみました!
谷田部商店街から道を曲がると五角堂が見えてきます。
こちら!
住宅に囲まれる中、少し異様な形をした御堂が現れました。立派な入り口ですね!周辺の住宅も瓦屋根が多い中、五角堂の茅葺屋根が目立ちます。
その名の通り五角形??もっと近づいて見てみましょう!
敷地は狭いですが、壁沿いにぐるっと周るとちゃんと五角形なのが分かります。近づいてみてみると想像以上にコンパクトな御堂でした。幾何学的な形の建物ってなんだか不思議ですよね!建設された当時もその特異な姿と構造から、珍しがられていたそうです。ちなみに中心の高さは約6メートル、そして一辺は5.54メートルの正五角形で構成されています。
そんな五角堂を作ったのは、谷田部村の名主を勤めた江戸時代後期の発明家である「飯塚伊賀七」。飯塚伊賀七については、同じ谷田部の芳村さんの記事をチェック!
茨城県の史跡の文化財は59個登録されていますが(令和元年5月1日現在)、そのうちの1つがこの五角堂です。「五角堂と和時計」という名称で昭和33年3月12日に指定されました。
現在外観しか見ることはできませんが、谷田部郷土資料館にて模型などを見ることができます。ぜひそちらにも足を運んでみてくださいね!
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