こんにちは。社会・国際学群 国際総合学類3年の水野巴那です。
まず、この記事を読んでくれている皆さんは栄という場所をご存じでしょうか?恥ずかしながら私は三年間つくばに住んでいながら、今回のロゲイニングに参加するまで栄という名前さえ知りませんでした…しかし、ロゲイニングを通じて、実際に地域の人と一緒に町をまわることで栄の魅力をたくさん学んだと同時に、自分が暮らすつくば市という場所に対する視野が少し広くなりました。そんな私が感じた栄の魅力とロゲイニングでの思い出をここで少し共有していきたいと思います!
晴天!
天候にも恵まれてわくわくが止まらない朝。まず自転車でロゲイニングの集合場所に向かう途中に目に入ってきたのは筑波山と田んぼが広がるきれいな風景。サイクリングするとすごく気持ちよかったですし、仲良く散歩されているご夫婦なども見かけました。やっぱり自然豊かな場所って心が穏やかになりますよね~

待ちに待ったロゲイニング!
私は、小学四年生の女の子二人とお母さんの4人でロゲイニングに参加しました!いまどきの小学生事情などを聞きながら、楽しく栄地区をまわらせてもらったのですが、私が小学生の時と比べると今の小学生はすっごく大人だなって感じました(苦笑)
そんな中私が今回まちを散策していて気になった建物がこちら!↓

これは火の見櫓といって火災の早期発見や消防団の招集、町内の警鐘の発信などに使われていた見張り台らしいです。人口増加が進み建築物が密集すようになった江戸時代以降の市街地で造られていったものらしいです。一般的には上部に鐘が設けられていて、火災の発生を知らせる役割を果たしていたらしいのですが、今現在は老朽化や耐震安全性の観点から使用停止や撤去されるケースが多いらしく、私も実物は初めて見ました。
小学校の手前にあったのですが、毎日見ている小学生の女の子たちは、思わず写真を撮ってしまった私を不思議そうに見ていました(笑)
歴史的景観が残る町


そして上の写真もロゲイニングにて撮影したのですが、栄には土器屋(かわらやけ)という集落であったり屋号が残っており、とても伝統的で歴史を感じられる地域になっています。
最後に!
ロゲイニングでの経験を通じて私が皆さんにお伝えしたいなと思ったことは、つくばエクスプレスが開通し、都市開発が進み新しい住居や商業施設が増えてきているなかで、こうした景観も全部含めてつくば市だということです!つくば市は想像より、広く、そしてたくさんの特色がある場所です。私自身、自分が住んでいるすぐ近くにこんな魅力的な場所があることを知らなかったと思うと、自分の持つ世界の狭さを改めて感じさせられました。きっと自分の意識を少し広げることで気付けることってたくさんあると思います!
今回のロゲイニングはとてもよい経験になったので、機会があれば皆さんもぜひロゲイニングへの参加をご検討してみてください!
またこれは余談ですが、今回一緒にロゲイニングをまわってくれた小学生のお友達の唯一(?)小学生ぽいなっと感じられたのが、歩道の横にあった何気ないこの鉄のパイプを見て「タバコみたいだね」という一言にシンプルに想像力が豊かだなって感じて、いつの間にか私はそういった発想がなくなっているなと感じました。自分の住んでいる環境や視点が変えるだけで物事の見え方が変わってくるのってとても面白いですね。これからも、もっと視野を広く柔軟な大人になっていきたいなぁと思った一コマでした。

Comments