こんにちは。筑波大学芸術専門学群デザイン専攻の芹川瑠美です。
実は小田地区に何度か取材のため伺う中で、ハプニングに襲われました。
土砂降りによって取材しようと思っていたお店はどこも空いておらず、バスは1時間後で、近くに時間を潰せる場所もないという八方塞がりな状態。
唯一開いていたお店にどこか時間を潰せる場所がないか恐る恐る聞いてみたところ、店内のベンチを貸してくださいました。それだけでなく、暖房を出し、お昼ご飯まで。泣きそうになりながらここを絶対に広めたい!と思いました。
そのお店が『ヨシムラミート』です。
翌朝10時に取材のため、改めて伺いました。
お弁当を車に積んでちょうど配達に出かけるところでした。
そうです。地元のお肉屋さん、だけにとどまらないのがヨシムラミートの凄いところ。
お惣菜に加えお弁当配達と広く扱っています。お弁当は筑波大学の二学食堂にて販売されているそうです!なんと、あの味はヨシムラミートさんだったとは。
大学や研究機関に加えて、常総市や守谷で撮影があるときはロケ弁を請け負います。
祭りつくばをはじめ、つくば市や土浦でのイベントでは焼き鳥屋台を出店するとか。
もちろん給食センターなどに、お肉そのものの配達もしています。
非常にバイタリティあふれるお肉屋さんです。
店長は吉村晴夫(ヨシムラ ハルオ)さん。
今年で66歳になります。奥さんと従業員さん達と一緒にこの店を支え続けてきました。
役55年前に両親が立ち上げ、それを引き継いだそうです。
利益率の低下や小田地区の人口減少を受け、もともと揚げ物を扱っていたこともあり、20年前にお惣菜を始めました。
お弁当箱を洗って使っていましたが、今は使い捨て弁当に変えています。その時世に合わせた経営をすることで、人々に愛され続けているお店です。
今は肉よりもお惣菜関連の取り扱いが多くなっているのが大変だと言います。スーパーができたり、車で買いに行く人が増えました。
本当は肉メインでやりたいけれど、時代の流れだと笑う吉村さん。
しかし同時にヨシムラミートは「ここでお肉を買えば間違いはない!」という信用を積み上げてきました。茨城のローズポークや常陸牛をメインに販売しています。
地元のものをみんなに食べてもらいたいという気持ちで、お弁当とお肉販売の両方を維持しています。その気持ちがやはり出るのか、唐揚げはとてもとても!美味しかったです。
地元の方も、「ここでしか手に入りにくいお肉がある」と嬉しそうに買っていきました。
お喋りをしていた様子から、近所の方との確かな繋がりを感じました。
店内には指定証とともに「吉村3つのこだわり」が飾ってあります。
一つ、「食材のこだわり」
二つ、「油のこだわり」
三つ、「調理器具のこだわり」。
ぜひ実際に買いに行ってそのこだわりを舌で味わってみてください。
もしくは、あなたが買っているおいしいお弁当が実はヨシムラミートかもしれません。
『ヨシムラミート』公式ホームページ
インスタ投稿ページ
https://www.instagram.com/p/B8vPdcyH1oU/?utm_source=ig_web_copy_link
Comments